平和の語りべ(3年国語)

 

 3年生の国語科では「ちいちゃんのかげおくり」という物語を学習します。

 この物語は以前から変わらず教科書に掲載されている物語で、保護者の皆様の中にも小学生時代に学習した記憶のある方もいらっしゃると思います。

 戦争が行われていた時代の女の子と家族の様子を通して、生活の変化や戦争の悲しさが描かれています。今日は、物語の時代背景をより理解するために「平和の語りべ」として実際に戦争を経験された方にお越しいただき、お話を聞かせていただきました。


 当時の写真や空襲の際に使用され、実際に自宅の庭に落ちていた焼夷弾の筒など、貴重な資料もご用意いただきながら、当時の様子を伝えていただきました。
 私たちが楽しく味わう花火でさえ、当時の記憶がフラッシュバックするようで、つい最近まで見ることが苦しかったそうです。
 子供たちからは「戦争はやめてほしいものと思っていたけれど、今日の話を聞いて、もっとその気持ちが強くなりました」と感想がありました。
 戦争の記憶を風化させないよう、次代に語り継いでいく大切さを感じる学習になりました。


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